クレジットカードが盗難に遭ったときの対処法
不幸にもクレジットカードの盗難被害に遭ってしまったとき、どのように対処すれば良いのでしょうか? もちろん、被害に遭わないよう、常に細心の注意を払う必要はありますが、いざというときに適切な方法で対処するために、被害に遭ったときの対処法は知っておいた方が良いでしょう。ここでは、クレジットカード盗難被害の対処法と予防策についてご紹介します。
どんなときにクレジットカードを盗まれるのか
まずは、クレジットカードの盗難被害に遭うのは、どのような場面なのかということを知っておきましょう。クレジットカードが盗難に遭うことには、さまざまな要因が考えられますが、スリやひったくりといった直接的な被害に遭う、置き忘れたり紛失したりしたクレジットカードをそのまま盗まれてしまうなどのケースが多いようです。
そのほかにも、空き巣や車上荒らしによる盗難、電車内や駅などで眠り込んでいる人から財布やカバンを盗む・・・なども考えられるでしょう。
盗難に遭ってしまったらどう対処したらいいの?
運悪く盗難に遭ってしまったとしても、すぐに適切な対処をとれば、金銭的な被害を受けずにすむかもしれません。少なくとも最小限の被害で抑えることができるはずなので、そのための手順を覚えておくようにしてください。
1.クレジットカード会社への連絡、および利用停止の手続き
まず行わなければならないのが、クレジットカード会社への連絡です。クレジットカードの盗難に遭ってしまった、あるいはその可能性があるという旨を伝え、クレジットカードの利用を停止しましょう。こうしたトラブルの場合は土日、祝祭日や深夜でも、受付可能な連絡先が用意されているはずです。三井住友トラスト・カードなら電話だけでなく、会員向けインターネットサービス「Vpass(ブイパス)」(登録・利用料/無料)でもカードの停止・再発行の手続きが可能です。
2.警察に被害届を提出
万が一クレジットカードが不正使用されてしまった場合、クレジットカード会社の保険が適用されれば、請求されずにすむはずですが、保険の適用を受けるためには警察に被害届を提出しておく必要があります。いざというときのために、すぐに最寄りの警察へ届け出ておきましょう。
3.自動引き落としの変更手続き
新しいクレジットカードを再作製してもらうまでには、一定の日数がかかってしまいます。公共料金などの支払いをクレジットカード払いにしている方は、自動引き落としの変更手続きもしておかなければなりません。
4.利用明細の確認
不正使用の形跡がないか、必ず明細書は細部までしっかりチェックしてください。決済処理の時差によって、後から不審な内容が出てくることも十分ありえます。
盗難被害に遭わないためにしておきたいこと
被害に遭った際の対処方法を知っておくことも大切ですが、一番良いのはもちろん盗難に遭わないことです。クレジットカードをバッグに入れるときは、しっかりファスナーやボタンを閉めておく、肌身離さず持ち歩くといったことを、心掛けるようにしてください。
特に、男性は財布をズボンの後ろポケットに入れる方も多いと思いますが、盗難の格好の餌食になってしまいますので、バッグに入れて持ち歩く習慣を付けましょう。
なお、三井住友トラスト・カードでは、万が一の盗難被害の際、盗難の届出日の60日前以降の不正利用(※)については、会員保障制度によりカードの不正利用による損害が補てんされます。
※暗証番号を使用された場合の不正使用による被害は、第三者の利用であっても補償されない場合がありますので管理には十分にご注意ください。
盗難の被害はどんなに気を付けていても、必ず防げるものではありません。つまり、誰もが被害に遭ってしまう可能性があるということです。あらためて防犯への意識を高く持つと同時に、いざというときの対処法をしっかりと把握しておくようにしてください。また、気を付けていても被害に遭ってしまうことはあるため、万一に備えて、保障制度の充実したクレジットカード会社を選んだ方が安心でしょう。
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