海外旅行の基礎知識!まずはビザについて知ってみよう!

ビザという言葉は聞いたことがあっても、どんなものかといわれるときちんと説明できる人は少ないかもしれません。ここではビザについての基礎知識と種類などについてご説明します。

まずは概要!ビザとは一体何か?

ビザとは、簡単にいえば、身元の証明書のようなものになります。その国に入国するのにふさわしい人かどうかを審査され、パスポートが有効であり、国に入っても問題ないことの証明書です。

また、一般的に観光をする場合には短期滞在用のビザが必要になりますが、取得したことがないという人もいるでしょう。なぜなら、観光などの短期滞在の場合、ビザが必要な国と必要でない国があるからです。

必要がない国の場合は、国同士で、「お互いの国民が行き来する場合には、ビザは必要ないということにしましょう」という取り決めをしており、日本のパスポートがビザ代わりになるのです。

ビザ免除国でもビザが必要になる場合がある?ビザの申請が必要なケース

先ほど、ビザが必要のない国があると説明しましたが、正確には、一定の条件を満たせばビザが必要ないという意味です。ビザが免除される国だとしても、条件によってはビザが必要になる場合があります。アメリカとイギリスを例にしてみましょう。

アメリカでは、90日以上の観光の場合、イギリスでは6カ月以上滞在する場合には、ビザの申請が必要になってきます。しかし、通常のお休みを取っていく旅行の場合には、そこまで長くなることはありませんよね。その場合には、ビザは必要ないのです。有名観光地があるような国では、最低でも1カ月以内の観光であれば、ほとんどビザは必要ありません。

どんな種類がある?主なビザについて

私たちが最も多く利用するビザは、旅行のビザになると思いますが、観光ビザなら1~3カ月、トランジットビザなら1~2週間程度の滞在日数が目安になります。就労ビザは短期就労ビザ、長期就労ビザがあり、あらゆる職業の人が申請するビザになります。他に留学やインターンシップ、研修などのときに取得するビザは、一般ビザと呼ばれていて、この中には研修や技能実習の際のビザも含まれます。

また、永住者やワーキングホリデーなどに発行される特定ビザもあります。ここまでが、一般の人に必要になる可能性のあるビザになります。その他、外交使節団や外交に関わる仕事をしている人用の外交ビザや公用ビザなどがあります。このビザの種類の呼び方に決まりはなく、国によって違います。カテゴリ分けは共通している部分がありますので、参考にはできますが、行く国が決まったら自分がどのビザを申請しなくてはいけないのかをまずその国の大使館や領事館のホームページで調べましょう。

知っておいて損のない、ビザの基礎知識

ビザについて、その他に知っておくと便利なことをご説明します。ビザ申請は国によって大きく違います。ですから、申請の際には必ず、申請する国の大使館や領事館に聞くか、ネットなどで調べるかしなければなりません。

申請料、申請書類、申請期間も違うのです。申請料は数千円程度の国が多いです。書類は有効期限のあるパスポート(国によっては6カ月以上有効期限のある、と条件付きの場合もあります)、写真数枚、申請書、申請料が主ですが、その他に航空券や宿泊予約証明書、予防接種の証明書などの提出を求められる場合もあります。

また、申請してから受け取りまでの期間も、その場で発行できる国もあれば、1週間程度かかる国もあります。行く国が決まったら、まずビザが必要かを確認、発行までの期間、書類や申請料などの準備は余裕を持ってする必要があります。しかし、ビザには有効期限がありますので、その有効期限以内に入国しないとビザの効力はなくなってしまうことも覚えておいた方がいいでしょう。

ビザについて書いてきましたが、ビザに関しては国ごとに大きく違いますので、まずは確認することも大事な作業の一つです。ビザが必要になったら、上記の内容をビザ申請、取得の参考にしてください。

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