クレジットカードを作りすぎるとどうなるの?
近年、クレジットカードが活躍する場は増えており、総務省が発表している2019年の人口推計と一般社団法人クレジットカード協会が発表しているクレジットカード発行枚数とを計算すると一人あたり2.6枚を所有している計算になります。クレジットカードを複数枚所有している方も多いようですが、これにはどのような意味があるのか、疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は、複数枚所有するメリットとデメリットについて考えてみましょう。
クレジットカードを複数枚持つメリットとは
クレジットカードを活用するシーンのひとつとして、海外旅行が挙げられます。現金を持ち歩かずに済みますし、クレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯しているのであれば、海外旅行での利便性はさらに高いといえるでしょう。
また、クレジットカードを複数持っていると、さまざまなシーンに合わせた特典を受けられるようになるというメリットも挙げられます。このデパートで買い物をするときはこのクレジットカードというように、利用シーンに応じてうまく使い分けることで、お得に買い物ができるようになるでしょう。
クレジットカードを複数枚持つデメリットとは
次に、クレジットカードを複数枚持つことのデメリットについてご説明します。
年会費が無料のクレジットカードもありますが、年会費がかかるクレジットカードも多くあります。そのような場合、せっかくお得な特典を受けて買い物ができたとしても、年会費の金額がそれを上回るようでは、意味がなくなってしまいますよね。年会費が必要なクレジットカードの枚数が多ければ多いほど、年会費の総額が高くなるため、作り過ぎには注意しましょう。
クレジットカードを複数枚所有した場合の注意点
このように、クレジットカードの複数枚所持には、メリットとデメリットがあります。近いうちに海外旅行に出かける予定がある場合など、短期的な視点で考えるとメリットは大きいように感じますが、長期的な視点で考えると、年会費による出費などのデメリットも気になってくるでしょう。
また、使用するクレジットカードの枚数が増えていくほど、その管理も複雑になります。思いがけず買い物をしすぎてしまい、支払いが困難になるケースもあるかもしれません。そのようなことを避けるため、クレジットカードを複数枚持つ場合は、お金の管理にはより注意を払う必要があるということも、肝に銘じておいてください。
クレジットカードを複数枚持つということのメリットだけでなくデメリットにもきちんと目を向けたうえで、作るようにしましょう。
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